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一般社団法人日本保育学会
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一般社団法人日本保育学会第73回大会
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ご挨拶

 日本保育学会第73回大会は、2020年5月16日(土)、17日(日)に、近畿ブロックの主催で、奈良教育大学となら100年会館を会場にして開催いたします。大会テーマは、古都奈良での開催にちなみ、やまとことばを用いて、「保育の“とこしへ”と“うつろい”」としました。悠久の歴史が現代と調和しながら息づく奈良の地で、保育の来し方行く末を見据え、保育の本質を問い直したいと考えました。

 今、私たちは、いまだかつてない社会の変革期にいます。AI(人工知能)技術の発達により、産業そのものが大きく変わろうとしています。「超スマート社会」とも言われる、Society5.0(狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、第5の社会)の到来に向けて、「人間の強み」とは何かが問われています。
 仮想(サイバー)空間と現実(フィジカル)空間が高度に融合した「超スマート社会」では、「IoT(Internet of Things)」により全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有されるようになると言います。と同時に、AIにより、必要な情報が必要な時に提供されるようになるとも言います。時空を超え、いつでも、何でも必要な情報が手に入る社会、Society5.0では、AIと人間の「共存」により、私たちの抱える社会的課題を解決し、私たち一人ひとりが快適に暮らせる人間中心の社会(Society)の実現が目指されます。
 そうした社会では、保育・教育の営みも当然、変わるでしょう。保育者や教師の役割も、これまでとは大きく異なるものになるはずです。

 こうした激動の時代にある今だからこそ、改めて、未来を創る「人間」を育む、「保育」という営みの「不易(とこしへ)」と「流行(うつろい)」を見つめ直したいと思います。保育のこれまでとこれから、日本の保育とアジア、欧米諸国の保育など、多様な観点から「対話」を重ね、子どもたちの今が輝き、生き生きと明日に向かう保育のあり方を、みなで考えたいと願います。

 そのため、大会記念の基調講演では「ヒトの心の成り立ちをたどる-発達と進化の基盤」と題して、明和政子氏(京都大学大学院教育学研究科)にご講演いただきます。「人間らしい心」とは何かを、進化という長期的な視点から捉え、明らかにしていただきます。子どもを育てる行為の理解を、生物としての人間ならではの心のはたらきや行動の観点から、深めていきたいと思います。
 その上で、大会企画シンポジウムでは、倉橋惣三の保育論について、大豆生田啓友氏(玉川大学教育学部)を中心に、実践との往還の中で読み解いていただき、保育の不易について問うていきたいと考えています。また、海外からも研究者を招聘し、自国の保育の紹介とともに、日本の保育の質の向上につながるご示唆をいただきたいと思っております。

 いずれの企画においても、単に知識を取り込むだけではなく、登壇者の方々や参加のみなさまの間での「対話」、また参加のみなさま1人ひとりの自己との「対話」の中で、新たな気づきや知が生まれることを願います。本大会が、実際に奈良の地に足をお運びいただき、人と出会い、モノやコトと出会う中で、感じ、気づく、心と体を通した「人間」ならではの知の創造の場となることを祈念しております。

 風薫る、緑眩しい、奈良の地で、会員のみなさまのご参加、ご発表を心よりお待ちしております。

一般社団法人日本保育学会第73回大会
実行委員長 横山 真貴子(奈良教育大学)

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